”TATA-LOG” その三、「産地研修に行ってきました」
2025年7月31日
2025年7月31日
少し時間が遡りますが、今年2月にい草の産地である熊本県八代市に産地研修に私(5代目)が行かせていただきました。
▲ 材料問屋さんの倉庫の様子
まず初めは、い草の知識向上のための勉強会を開いていただけるとのことで、畳の材料問屋さんを訪問させていただきました。
い草が成長して畳になるまでの過程や、良い畳表の見分け方などを教えていただきました。
自分自身まだまだ知らなかったことも多く、今までの知識をよりアップデートすることができた良い機会となりました。
▲ 農家さんの作業場を見学させていただいている様子
その後は、い草農家さんにもお伺いさせていただきました。
お伺いした時期は畳表を生産されているタイミングでしたので、一連の作業を見学させていただくことが出来ました。
(※い草農家さんは初夏~夏の終わりにかけてい草の収穫をし、その後は織機を用いて畳表の生産といったサイクルでお仕事をされています。)
何軒かの農家さんを回らせていただいた中で、材料となるい草の仕分け方や最後の仕上げ方法など、農家さんによりこだわっておられるポイントをそれぞれお持ちで、皆さんのお仕事への熱い思いを感じました。
これらの農家さんのこだわりポイントを、お客様にしっかりとお伝えするのが私の役目であると感じた瞬間でした。
▲ 熊本県農業研究センター アグリシステム総合研究所
最後には、熊本県のアグリシステム総合研究所も見学させていただきました。
こちらでは、日本で唯一の「いぐさ」試験研究機関として、いぐさの品種育成や栽培加工技術の改善に取り組まれています。
良質で出来栄えの良い畳に仕上がるいぐさが効率的に栽培できるようになれば、農家さんにとっても育てやすく、お客様には価格を抑えて良い畳をご提供できるので、今後の研究結果がとても楽しみに感じました。
新品種が完成した際には当店でも取り扱いができればいいなと思います。
ご興味がある方は是非HPをご覧になってみてください⇩
https://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/75/50230.html
この研修では多くの方々に様々なお話をお伺いすることが出来ました。
改めて農家さんと直接お話をさせていただいたことで、畳業界として農家さんから畳屋、その先のお客様という流れの中の一つとして、関わる皆さまが笑顔になれるような畳をご提供できればと思います。
この度はお忙しい中お時間をいただいた皆さま、本当に有難うございました。
今回の記事を読んで、少しでも畳やい草に興味を持っていただき、ご自宅の畳替えをご検討されたい方は、ぜひ一度当店までお気軽にお問い合わせください。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
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